上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top ▲
は疲れました。
とても疲れました。

新しい会社には自転車通勤をしようと思っているので、
通勤時間がどれくらいかかるのか
下見に行ってきました。
で、6か月くらい乗っていなかった自転車には
ほこりが溜っていました。
空気も抜けていました。
オイルをさして動くようにしてから
久しぶりに乗りました。

会社までは片道30分弱くらいでした。
で、そのまま帰りました。
家まで往復1時間弱くらい。
それくらいだというのにものすごく疲れました。
まぁたぶん途中で全力疾走をしたせいだと思うのですが、
やっぱり体力が落ちているなぁと
痛感させられました。
学生の頃は数kmくらい全力疾走していたというのに、
今じゃ数百mももちません。
暑くて水分不足っていうのもあったのかもしれませんが。

まぁこれからは毎日自転車通勤で、
体を動かそうと思います。

そう言えば、制服のズボンそんな細いのないよ!
とか言われてしまいました。
まぁ私のサイズにあうズボンを探すのも
なかなk大変なんですけどね。
ウェスト65cmくらいでって言うと、
大抵見付かりません。
女性用ならあるんですけどねぇ、
って言われるんですが…。
でも、制服があるなら通勤には
つなぎを着てバイクでという手もなくはないのか。
スポンサーサイト
2010.06.30 Wed l mooの雑記 l COM(0) TB(0) l top ▲
仕事が、見付かりました。
先日内定通知書をくれた会社に決めました。

この不況時ですから、
あまり贅沢は言えません。
私が大卒時の初任給を下回らず、
興味のある仕事ができて、
年間休日数が120日を下回らなければという条件を
満たしていたので決めました。
まぁ、実際仕事も今までやっていたのと
似たようなところがあるので良いかなと。
休日数は最初の会社よりかは少ないですが、
まぁ条件を満たしているので。

有給が取れるのかとか、
お盆とか年末がいつから休みなのかとか、
その辺はまったくわからないのですが…。
まぁ、いざとなればコミケには新幹線で行きますよ。
海外赴任がありえるというところが
ちょっと気になるのですが…
せめて英語で生活できる国ならばいいのですが…
工場のある国ということなので
微妙なところです…。
海外でオタクライフが満喫できるのかどうか
不安ではありますが…
まぁその時はその時でなんとかやってみようかと。
その国にも日本のオタク文化が侵食していれば
きっとやっていけます。
せいぜい数年くらいの話らしいので。
しかも、まだ行くと決まったわけでもないので。

また、実家から通えるところで良かったです。
探してみれば近くにも案外会社があるものですね。
車で通勤するにはいろいろと制約があって、
「サスペンションをいじっていないこと」
「マフラーをいじっていないこと」
こりゃあ面倒だなぁということで、
自転車通勤をすることにします。
なので、今度晴れたときにでも
例に通勤時間を計りに会社まで行ってきます。
まぁバイクという手もなくはないのですが…。

意外に高い年収を提示されてびっくりです。
まぁ過去最高時の年収を上回る程の額ではありませんでしたが。
でもその頃はかなり残業をしまくっていた頃の年収なので。
一方、今回の予定年収は月々たった20時間の残業で、
この額なので、悪くないです。
基本給は前よりも数万円下がったのですが、
ボーナスが多いです。
でも、こんなにもらっても良いのかなぁ?
とプレッシャーを感じないわけでもありませんが…。

まぁ、せめて英語くらい喋れるようになっておきましょうかね。
入社まであと15日間くらいあるので、
その間に喋れるくらいにはなれるように、
ちょっと勉強を頑張ろうかと思います。

あとは、失業保険の就職祝い金ですね。
もらおうと思えばもらえるのですが…。
20万円くらいくれるみたいです。
でも、今回はそれはもらわないでおこうかと思っているところです。
もらわなければ失業保険の加入期間が
継続して加算されるので。
今回は別に失業しても経済的に大して困りませんでしたが、
将来また失業したら、
その時は困るかも知れませんからね。
その時に手厚い保険金をもらうためには
保険加入期間が長い必要があるので。
なので今回は将来に備えて20万円もらうのは
やめておこうかなぁと。

それから、最後にDODAさんありがとう。
いろいろお世話になりました。
2010.06.28 Mon l mooの雑記 l COM(0) TB(0) l top ▲
買いました。



二代目サングラスです。
どういうわけか、去年の夏コミの時に持っていったら、
紛失してしまいまして…。
仕方がないので二代目の購入です。
眼鏡屋さんに行ったら、
サングラスがなくなるのはよくあることだそうで…。

強度の強い紫外線を目に浴びると
「紫外眼炎や、白内障、翼状片と瞼裂斑形成になる可能性がある」
とwikipediaが言っています。
あとそれから、やっぱり夏場は陽射しが強いですからね。
雲の写真を撮る場合や、
夕焼けの写真を撮る場合、
やっぱり空や太陽を見上げるわけですが、
そんな時にはサングラスが重宝するわけなんですよね。

あと、運転するときにも効果的かな?と。
私の車、レカロのシートに交換してあって、
シートレールも低くしてあるものですから、
車に標準装備のサンバイザーじゃ
効果がない時があるんですよね。
助手席に至ってはサンバイザーすらありませんから。
そんな時、高速道路とかで常に
太陽に向かって走りつづけないといけないときとか、
辛いじゃないですか。
と言うか、危険ですね。
でもサングラスに度を入れるのは
お薦めじゃないといわれました。
コンタクト+サングラスが良いですよ、
と言われたので気が向いたらコンタクトでも買います。

なぜ、レンズを入れるのがお薦めじゃないのかというと、
かなり弯曲しているんですよね。
普通の眼鏡とはくらべものにならないほど。
正面だけでなく、顔のサイドから入り込む光も遮るために、
顔の形に合わせて弯曲しているんです。
なので度を入れるのが難しいそうです。
できなくはないけれど、デザイン的・金銭的観点から
止めた方がいいと。



でも、サングラスの写真を撮るのって難しいですね。
マダオの様な優れたサングラスかけが一家に一人あればいいのですが、
あいにくサングラスをかけるのにふさわしいマダオがおらず……。
まぁ、マダオなんてサングラスをかける以外に
存在価値はないそうですが、
私のようなサングラスさえかけられないマダオよりかは
ましだと思います。

しかし、新しいサングラスをかけてみて、
発見がありました。
それは、道が歩きやすくなるということです。
どういうわけか、前からくる人くる人が
端によって道を空けてくれるんですよ。
おかげで歩きやすいことこの上ないです。
いままでは邪魔なおばちゃんだなぁ、
そんなに道に一杯に広がって歩くなよぉ
と思っていたのが嘘のようです。




でも、サングラスって結構安いんですね。
普通の眼鏡みたいに数万円するのかと
思っていたのですが…。
これは一万円程度でした。
偏向レンズ入りサングラスの場合でも
二万円はしませんでした。
普通の眼鏡だとフレームだけで
2、3万円するじゃないですか。
レンズもまた2、3万円するし。
その感覚でいたものだから、
こんな安物で大丈夫なのかなぁ?
と不安ではありましたが、今のところ不満はありません。
ちなみに、このサングラスはガラスレンズです。
重いですが傷が付き憎いという長所があります。
2010.06.27 Sun l mooの雑記 l COM(0) TB(0) l top ▲
今日は黒い黒いと言われている会社の
一時面接でした。
どんな会社かなぁ?と思って、
googleで社名を入力すると、
「ブラック」と補完を促されるような会社です。

まぁせっかく書類選考が通ったことだし、
その黒い会社は一体どれほどのものなのか、
自分の目で見てみようかと思って
面接に行ってきました。

で、面接を受けた印象では、
私にはどこが黒いのかさっぱりわかりませんでした。
面接をしている分にはとても普通な会社でした。
むしろ仕事は面白そうだなぁと。
この不況下でも採用をするだけあって、
しっかり仕事をしているんだなぁという印象でした。

強いて気になった点をあげるとすれば
「うちの会社に対してどんなイメージを持っていますか?」
と他では聞かれたことのない質問があったこと。
やっぱり巷で黒い黒いと言われていることを認識した上での
質問だったのでしょうかねぇ?
御社はブラックですか?って率直に聞きたかったのですが、
まぁ当たり障りのないことを言っておきました。
なんでブラックとわかっていて受けるんですか?
なんて聞かれても困るだけですからねぇ。
まぁ知らないふりをしておこうかと。

あと、まぁ他の会社でも聞かれたことではあるのですが、
「前職ではどれくらい残業していましたか?」
「多いときでどれくらい残業してましたか?」
とかですかね。

まぁ私は残業が多いのはあまり気にしないのでいいのですが。
残業が多くてもね、もらえるものがもらえればいいんですよ。
残業をやらされるのは嫌ですが、
仕事が楽しくて自主的に残業するのはむしろ楽しいくらいです。
ただ、それは『仕事として』ですからねぇ。
仕事である以上払うものは払ってもらわないと、
それは仕事とは認めません。
いくら仕事が楽しくても、
世の中他に楽しいことはいくらでもあるわけですからねぇ。
噂に依ると、この黒い会社は
その払うものを激しくケチると言う噂なので…
他にも驚くような噂もいくつかありましたが……

まぁ噂なのでどこまでが真実かはわかりませんけどね。
けれど、火のないところに煙は立たないといいますからねぇ。
ここまで黒い黒いと言われるからには
やっぱり何かある可能性が高いんじゃないかと。
入ってみなきゃわからないことですけどね。
でもそんな懸念事項のある会社に、
人生をかけて挑戦しようとはなかなか思わないわけですよね。
やっぱり悪い噂のない会社の方がいいじゃないですか。

面接を受けた感じでは本当に面白そうな仕事をしていると思ったのですが…
あの黒い会社のグループであるというところが
致命的な問題点ですかね。
それさえなければむしろ入りたいと思える程なのですが…。

ちなみに、面接通過だと早速連絡がきました。
早すぎてびっくりです。

そうそう、面接から帰ってきたら某社から内定通知書が届きました。
2010.06.26 Sat l mooの雑記 l COM(0) TB(1) l top ▲
2TBの内蔵式3.5inch HDDを買いました。
1.2万円で買えました。
安いですね。
2千万画素のデジカメを買ってから、
ますますHDDの容量の消費が激しくなりました。
けれど、だからと言って画質を抑えたり、
撮影を控えるのは本末転倒な話なので、
HDDを増設しました。
まぁ、他にもDVDとかCDとかを
リッピングしてがんがん保存しているというのもあるはずですが。

買ったけれどまだ取り付けていないません。
こんどパソコンの電源を落としたときに、
その時に取り付けようかなと。
わざわざパソコンの電源を落とすのって
面倒ですからねぇ。
まぁ、次電源を切るのがいつになるかはわかりませんが…。
雷とかで停電で止まるという可能性が高いかもしれませんが。
でも早めに取り付けないと
買った意味がないのでなんとかしないといけませんねぇ。

あと、一台使われずに眠っているパソコンを
無職の間になんとか使える状態にしたいと思います。
2010.06.25 Fri l mooの雑記 l COM(0) TB(0) l top ▲
よんコマスケッチ4の新刊に、
けいおん!!本を書こうかと思っていたのですが…
途中まで書いてはいたのですが…
間に合わない気がしてきました。
と、言うよりも間に合わそうという意志がないのかもしれません。

最近、オリジナルの話を書きはじめてしまいました。
そりゃもう十年も昔から書きたいなぁ…
と温めつづけてきた話なのですが。
どういうわけか、ふとその話を書きはじめてみると
面白くて面白くて…。
今まで話を書いていてこんなに楽しいのは初めてです。
今までは書くのが面倒臭いが7割で楽しいのが3割くらい。
がんばってやる気を奮い立たせて書いていたのです。
それがどうしたことか、
この話を書くのが楽しくてですね、
ほとんど面倒臭いとも思わないどころか、
何をするよりもこれを書いていたいくらい楽しいのですよ。
こんなのは初めてです。
まぁせっかくなので気の済むまで書いてみようかなと。
他の話の執筆を止めてでも書いてみようかなと。

そんなわけで、けいおん!本は
よんコマスケッチには間に合わない気がします。
2010.06.24 Thu l 同人誌、執筆中 l COM(0) TB(0) l top ▲
買っちゃったんですよ。
お金ないけどね、買っちゃったんですよ。
どうしても欲しくて欲しくて……。
Angel Beats!のオープニング曲ですね。
Amazonで買いました。
初回限定版が手に入るとは思いませんでしたよ。
これにはノンテロップ版オープニングと
エンディングアニメーションの収録された
DVDが付いています。
買ってよかった。
天使ちゃん可愛いよ、天使ちゃん。
2010.06.22 Tue l mooの雑記 l COM(0) TB(0) l top ▲
最近、Flickerを見ています。
写真投稿サイト、でしょうか。

何がすごいかって、
Explore -> Last 7 Days Interesting
から見られる写真です。
まぁいろんな写真があるのですが、
大体どれもクオリティが高いです。
と言うよりも高すぎます。
越えられない壁的なものが立ちはだかっている気がする程
素晴らしいものがあると思います。

良い写真を見ると、なるほどこういう撮り方もあるのかと
勉強になるものだと思います。
けれど、レベルが高すぎると
もはや真似のしかたすら検討がつかず、
何も学べない気がします。
ただひたすらすごいなぁと思うだけです。

そうは言っても、やっぱりあんな写真が
撮れるようになったらすごいじゃないですか。


Explore -> Last 7 Days Interesting
2010.06.20 Sun l mooの雑記 l COM(0) TB(0) l top ▲
らき☆すたの話はそれなりのペースで書けているのですが、
けいおん!の方が捗っていません。
このままだと7月のイベントには間に合わなさそうな気が…。
そもそも書く気が起こらなかったり……。

****************************************************

「あ。出ちゃった……」

優一の情けない声と共にかがみの顔に雫が滴った。
指で拭って見てみればそれは鮮血だった。
どこから降ってきたのかと思えば、優一の両方の鼻の穴からだった。

かがみとの抱擁は優一にはあまりに刺激的で、鼻の血管が興奮に耐え切れなかったらしい。

かがみは体を放すとポケットからティッシュを取り出し、
千切って丸めて優一の鼻に押し込んだ。
すると多くの女生徒を惑わす折角の可愛い顔も台無しになり、思わず笑いをもらした。

「笑わないでください」

座りこんだ優一は、ふてくされた様に顔を背ける。
肝心な時に興奮のあまり鼻血を出してしまう自分の不甲斐なさに苛立っていた。

そんな優一をかがみは正面から抱きすくめた。
一度やってしまえば二度目の躊躇いはなかった。

「好きだよ、ゆう君。大好き」

息を吹きかけるように耳許でささやくと、
優一の鼻に詰められたティッシュはたちまち真っ赤に染まり、
吸いきれなくなった血が溢れ出す。
優一には、はしゃぎまわりたい程嬉しい言葉だったけれど、
そんな元気もないほどに血が流れ出てしまった。



その日、家に帰ったかがみのセーラー服には気づかないうちにわずかな赤い染みができていた。
それを目敏いまつりが見つけた。

「つかさ……も、もしかしてかがみの制服のあの血は……」

驚き動揺しきっているせいで、指した指は小刻みに震え目は瞬きも忘れて見開かれている。

「今日、お姉ちゃんは優一くんに抱かれたんだよ」

つかさは今さら驚くこともなく、顔色一つ変えずに淡々と語った。

その事実は噂となってたちまちのうちに広まった。



翌日、久しぶりに勉強会が開催された。
かがみと優一の間に騒動が起こる前までは、
放課後の自習室で二人だけの勉強会が頻繁に開催されていた。
騒動が落ち着いて久しぶりに開催された勉強会は異様に参加者が多かった。

「あんたたちも勉強するなんて珍しいわね」

一団の先頭を切って廊下を歩いていたかがみが振り返りながら言った。

「そっかそっか、ごめんねかがみ。せっかくの二人きりの時間を邪魔しちゃってさ。
なんの勉強をしてるのかしらないけれど」

いやらしく顔を歪めたこなたが冷やかす。

「ごめんね、優一くん。私たちちょっと大きな課題の提出が明日だから……」

とつかさは申し訳なさそうに言う。

「そんなに大変な課題なんですか?」

優一はさらに後ろからついてくる見慣れぬ上級生に目を向けながら言った。

高良みゆきに日下部みさおと峯岸あやのも一緒なのだ。

「それじゃあ早速、」

と自習室に入るなり、こなたとみさおの二人はかがみの両隣の席を確保した。

「あんたたちの目当てはこれでしょ」

かがみは既にできあがっている自分のノートを机の上に放り出すと席を立ち、
優一の隣に移った。

「い、いいんですか?かがみ先輩」

椅子とりゲームに負けてさっきまで少しばかりいじけていた優一の顔が、
嬉しそうにほころぶ。

「いいのよ、どうせあいつらはまじめに勉強するつもりなんてないんだから」

「なんだよ、冷てぇなぁ柊は。友情よりも男をとるのか?」

「かがみも男ができるともう私たちには突っ込んでくれないんだね……」

「だって、もう突っ込まれてるからな」

ダメな友人二人はかがみが突っ込んでくれるのを期待して、
声のボリュームをあげて喋っていたというのに、
かがみは優一の指導に集中して気づかないのか振り向きもしない。

ダメな友人二人は寂しげにため息を漏らした。

「よし、一年生!辞書を取ってきてくれたまえ!」

みさおはおもむろに立ち上がって叫んだ。

「え?……僕ですか?」

驚いた様に顔をあげる優一。

「他に一年生はいないだろ?」

「日下部、そんなの自分で行ってこい!」

優一を使い走りにされるのがよほど気に障ったのか、かがみの口調はいつもの三倍厳しかった。

「ひぃっ……わ、悪ぃ」

敵意の籠ったかがみの目に睨まれて、みさおは椅子を跳ね退けるようにして立ち上がった。

「僕、大丈夫です。行ってきます!」

「そんなの行かなくてもいいわよ!」

かがみが止めるのも聞かず、優一は自習室を飛び出して図書室へと向かった。

「一体どういうつもりよ!」

「まぁまぁ、みんな柊ちゃんの話を聞きたいのよ」

憤慨するかがみをあやのがなだめる。

「私だって今までいじられてきたんだから、今度は柊ちゃんの番だと思うの」

言いながらあやのも好奇心の溢れる眼差しを向ける。

「したんでしょ?」

「お姉ちゃん、したって何したの?」

「しちゃったんだろ?吐いて楽になれよ」

「やっちゃったんでしょ?淫行」

五人は目を輝かせてかがみを見つめる。

ん?淫行?
こなたの言葉に解せない単語が混じっていることに気づいた。

「ちょっと待て、淫行ってなんだ?淫行って!私を変質者みたいに言うな!」

「変質者じゃないよ、犯罪者だよ?かがみ」

汚名を着せられまいとむきになるかがみに対して、こなたは冷静に言った。

「えぇっ!お姉ちゃん何か悪いことしたの?」

「そんなことしてない!いい加減なこと言うな、こなた!」

「つかさって今いくつ?」

「私?18だよ」

「じゃあ、かがみも18だよね。それでゆう君はいくつ?」

「今年で16だけど、今はまだ15才よ」

とかがみ。しっかりと誕生日も把握しているらしい。

「やっぱり淫行じゃん。かがみは未成年のいたいけな少年の純血を奪ったんでしょ?」

かがみは一瞬返事に悩んだ。
実のところここに集まった少女たちが期待しているような事は何もなかったのだから。
けれど、もうやっちゃったんだろう?みたいな期待の籠った目で見つめられると、
何もなかったと言い出せないでいた。

「埼玉県青少年健全育成条例の19条に依ると、1年以下の懲役又は50万円以下の罰金、ですね」

今まで黙っていたみゆきの眼鏡がキラリと不気味にひかる。

「ちょっ……みゆきまで何言ってるのよ!」

ひょっとしてこれは脅迫か?とかがみは思った。
一部始終を赤裸々に語らないと人生をめちゃくちゃにしてやると、脅されているのか?

「ひょっとして柊ちゃん、何もなかったの?」

そう発したあやのに一同の視線が集まり、
そしてまたかがみに注目がもどる。

観念してかがみはこくりと一度だけうなずいた。

「なんでだ?ひょっとして土壇場で怖じ気づいたのか?」

「お姉ちゃんにも、こわいものってあるんだね」

「かがみも、女の子だったんだね」

「大丈夫、アレを初めて見るとみんなそうなるものよ」

みんな既にかがみを臆病者だと決めてかかっている。
そう思われるのはいささか癪ではあったけれど、
真相を語りたいとも思わなかった。

「う、うるさいわね!あんたたちには関係ないでしょ!」

かがみは思わず立ち上がって力いっぱい叫んだ。
自習室の外にまで声が漏れそうな程。

その迫力に思わず静まり返った時に、そろっとドアが開き、
そこから優一が顔をのぞかせておそるおそる中の様子を伺った。

「あの~……今ってお取り込み中ですか?」

優一は申し訳なさそうに、かがみの逆鱗を刺激しないようにできるだけ静かに穏やかに言った。

「柊がでっかい声出すから彼氏がびびってるじゃないか」

「あんたたちが悪いんでしょ!」

そう言って、かがみは浮かしていた腰を椅子に落とした。

「僕は何の辞書を持ってくればいいんでしたっけ……?」

「なんだ、使えない彼氏だな。そう言うときはあるだけ全部の辞書をもってくるに決まってんだろ?」

「わかりました!すぐに行ってきます!」

と言い残してすぐに優一は踵を返して駆け出した。

「日下部、いい加減にしろよ」

「なんだ、やっぱり友達よりも彼氏が大事なのか?」

「でもさ、何か想像できないよね」

こなたはぼんやりと天井を見上げながらつぶやいた。

「どうしたの?」

「ゆう君ってさ、こんな怖いかがみにどうやって迫るのかな?と思って」

こなたはまだ怖い顔をしているかがみに目をやった。

「案外さ、『私を抱きなさいよ!』って柊のほうから迫るんじゃねぇの?」

「いやぁ、これでもかがみは純情な乙女だからね。
いざとなったら怖くなって怖じ気づくくらいだから。
二人きりの時にデレる、それがツンデレなのだよみさきち君」

「う~ん……そんな柊は想像できねぇ」

そんな勝手な妄想でかがみをいじって楽しんでいた二人の頭に鈍い衝撃が走る。
優一が走って持ち帰った辞書でかがみが二人の頭をぶった。
それは首の長さが縮んでしまいそうな程の重さだった。

「もうお前ら帰れよ!」



邪魔が入ったせいで久しぶりの勉強会は長引いた。
切りのいいところまでと熱中していたら、いつの間にか二人の姿しか残っていなかった。
端から勉強をするつもりのなかったその他大勢は、
二人が気づかないうちにそろりと自習室を抜け出して帰ったらしい。

先に靴を履き変えて当たり前のように待っていたかがみのところへ優一が小走りでやってきた。

「あの……先輩。その……もし、よければですけど……」

優一は何かを言おうとして躊躇っている。

ひょっとしたら何か嬉しいことでも言ってくれるのかとかがみは思わず期待して見つめ返してしまう。
それがさらに優一のプレッシャーとなることに気づいていない。

「家までお送りします」

なんだ、そんなことか。どんなすごいことを言われるのかとドキドキしていたのが馬鹿みたい。

「あ、でも、僕なんかが一緒でもたよりないですよね……」

そう言えば辺りは薄暗くなり始めていた。
この調子では最寄り駅から家まで歩く頃は完全に日が暮れていそうだった。
そして今日はつかさもいないから一人で歩くことになる。

優一は年下の癖に一丁前にかがみの身を案じているらしかった。

「好きにすればいいでしょ」

かがみは背を向けて先に歩きだす。
そうは言ったけれど、このまま優一が帰ってしまったらどうしようと、
内心不安でしかたがなかった。
別に夜道が恐いわけじゃない。
せっかく一緒に帰れる機会を自らふいにしてしまうことが恐かった。
それなら始めから素直に言えばいいのにと思うものの、
それができない自分がときどき嫌になるかがみ。

『一緒に帰りたい』と言うだけなのに、それが途方もなく難しいように感じられる。

小走りで距離を詰めた優一はかがみの隣に並んで歩いた。

「じゃあ、かがみ先輩の家まで着いていっちゃいますからね」

「いいわよ……別に」

そっけなく言って、ほころびそうになる顔の筋肉を引き締める。

電車を降りて、駅を出ても優一はかがみの隣を並んで歩こうとする。
かがみはそれが面白くなかった。

明るくて、人目が多いところならともかく。
外灯の少ない帰り道では通り過ぎる人の顔だってよく見えない。
おまけに田舎だから駅前とは言っても人影は少ない。

けれど優一はそんな不満に気づく様子もなく、
かがみの家を見られるのが楽しみなのか、
相変わらず幸せそうな顔をして隣を歩いている。

かがみが突然足を止めて立ち止まったことにも優一は気づかず、
そのまま何歩か歩いていってしまった。

「どうしたんですか?かがみ先輩」

ようやく気づくと立ち止まって振り返った。

かがみはつまらなさそうに地面を睨み付けている。
言葉を発する変わりに鞄を持っていない方の手を、斜め前に少し差し出した。

かがみが何か言うのかと思って待っていた優一だけれど、
かがみはその姿勢のまま動かなくなって、何も言わなかった。

「何かありましたか?」

優一は小走りでかがみのもとへ寄る。

かがみは何も言わず、鞄を持っていなかった方の手を優一に差し出す。

優一は意図がわからずかがみの顔色を覗き込もうとしたけれど、
逃げるように背けられてそれもできなかった。

「一緒に帰るんだったら……手くらい繋ぎなさいよ」

小さくて、それでいてあえて不機嫌を装ったような声でかがみは言った。

ひょっとしたらかがみの顔はゆで蛸の様に赤くなっていたかもしれないけれど、
今は暗いから誰にも気づかれる心配はなかった。

「気がつかなくてごめんなさい」

そう言って、優一はそっとかがみの手を握った。

「かがみ先輩の手、柔らかくて暖かくて好きです」

「ばっ……馬鹿じゃないの!」

恥ずかしげもなくよくそんな馬鹿な事が言えるものだと思いつつも、
かがみは嬉しかった。
にやけてしまっているに違いない顔を見られるのが恐くて、必死で隠していた。

かがみは家までの長くはない道のりをゆっくりゆっくりと歩いた。
2010.06.19 Sat l らき☆すた l COM(0) TB(0) l top ▲
近所の図書館に行ってきました。
近所に図書館があると助かりますね。
歩いて10分くらいです。

本を読もうかと思ったわけなのですが、
買うとお金がかかるんですよね…。
文庫本一冊あれば1週間はもつかと思っていたのですが、
おもしろかったせいで頑張っても二日しかもちませんでした。
収入がないのにこの調子で買っていくと
まずいなぁということで、
ものすごく久しぶりに図書館へ行きました。

いろんな本があるんですね。
ラノベとかまであるとは思いませんでした。
まりみてとかシャナとかあったんで
そのうち借りようと思います。

で、とりあえず本を一冊借りてきました。
読み終わったらまた続きを借りにいこうかと。
そう言えば貸出しカードをもっていなかったなぁ
と思って作ってもらおうと思ったら、
昔に作った記録がありますねぇと言われてしまいました。
20年前くらいに作られていますねぇって言われても…
そんな昔のものが残っているはずありません。
貸出しカードなんて、ラミネート加工された
紙っ切れなんですから。
しかも20年前って、たぶん小学1年の頃ですね。
そんなの残っていません。
まぁ新く作ってもらいましたけどね。

そう言えば、制服を着た長門有希的美少女がいました。
まぁ聡明な読者諸兄ならばそれが最上位の褒め言葉であることは
言うまでもないことだとは思いますが。
図書館で静かに本を読んでいる制服少女というものは、
実に良いものですね。
まぁその子がどれほど端整な顔立ちであるかは
ご想像にお任せします。
私も想像で書いているのですから。
往々にして顔を見るとがっかりすることはよくあることです。
だから見ない方がいいのです。
おぉ、図書館にいる物静かな長門有希的制服少女……
という宇宙的に大きな期待を抱いてしまった後では、
その期待に応えられる程の次元を超越した美少女が、
果してどれほど存在するのかと考えれば、
まぁ顔は脳内補完するのがいいでしょう。
2010.06.18 Fri l mooの雑記 l COM(0) TB(0) l top ▲
雨が止んで空を見上げると形の良さそうな雲がちらほら。
ハローワークの帰りに写真を撮りに行こうかな、
と車にカメラを積み込んで出発。

けれど、ハローワークから出たら形の良い雲が消えて、
ほぼ快晴に…。
薄い雲ならちらほらとあったのですが、
やっぱりもくもくした真っ白い雲が一番好きですね。
でも行ったからには撮影を。

まぁこれも雲だよねということで、飛行機雲を。



じっと空を見上げていると、
思いのほかかなりの数の飛行機が飛んでいるものですね。



で、これが今日の夕焼け。
雲がかかっていたから太陽がはっきりと丸く写りませんでした。



斜めにすれば少しだけ広く写るじゃん!
という当たり前の発見をしました。



ここの駐車場はいつ来ても車がいっぱい止まっています。
平日の昼間だというのに…。
釣竿持った人も沢山、スーツ来て休んでいる人も。
アフターファイブに表れるなら納得なんですけどね。
まぁでも、昼間から太陽が沈むまでのんびりカメラを構えていられるのも
無職のうちだけですね。



望遠レンズが欲しいです。
やっぱり200mmじゃちょっと物足りないときがあります。
湖上の船や、上空を舞っている鳥をとろうと思うと、
もうちょっと欲しいですね。
Sigmaの50-500mmの望遠ズームレンズが欲しいです。
性能は価格相応という評判ですが、でも
500mmのレンズが20万円以下で買えるなんて
他にはないですよね?
50万を越えるレンズは買えそうな気がしませんが、
20万円程度なら頑張れば手が届きそうな気がします。
2010.06.17 Thu l mooの雑記 l COM(2) TB(0) l top ▲
住民税の請求が来てしまいました。
そう言えば去年末会社を辞めるときに
半年分の住民税を一括で払ったのですが……
それからもう半年経ったんですね。
残り半年の住民税を払えと請求がきました。
びっくりです。
十万円越えるんですね。
びっくりです。
無職にそんな金があると思っているのか、馬鹿野郎!
って感じです。
まぁそんなこと言って払わないわけにはいかないので、
貯金をくずそうかと思います。
それにしても、貯金っていうのはしておくものですね。
2010.06.14 Mon l mooの雑記 l COM(0) TB(0) l top ▲
最近、小説を買いました。
「西の善き魔女」
昔深夜アニメで放送していたのを
ちょろんと見たのがきっかけで
知ったタイトルなんですけどね。
で、その頃から気になっていたのですが、
最近ようやく小説の方を買いました。
面白いですね。

私はこんなファンタジーは好きです。
女王候補であられるアデイルお嬢様から
はしたない腐臭が漂ってきたときは驚きましたが、
続きが気になるのでAmazonで注文してしまいました。

私もこんな話が書きたいなぁと思っているのですが、
ファンタジーは敷居が高い感じがして
手が出せずにいます。
2010.06.12 Sat l mooの雑記 l COM(0) TB(0) l top ▲
夕焼けの写真を撮りに行ってきました。
本当は雲の写真が撮りたかったのですが、
雲一つない快晴だったので、予定を変更して
夕焼けで我慢することにしました。
夕焼けの空が赤く染まる所をとろうと思ったのですが、
あまり建物に邪魔されるのも嫌だなぁと思って、
ちょっと出かけてきました。

まずは低くなってきている太陽を。
この時間帯はまだ赤くなかったのですが、
撮影ポイントを探すために夕方から歩き回っていました。



風力発電用の風車。
雲が全くなかったのですが、
夕焼けの写真を撮るにはかえってその方が良いのかもしれませんね。



で、これが沈みかけているところ。
もう少し赤くなってくれるとよかったのですが…。



沈む直前。
昼間は30度近くあって暑かったのですが、
日が傾くと25度くらいまで下がって涼しいですね。



帰りに咲いていたのを一枚。
花なんていつでも撮れるからと思って
これ一枚しか撮っていなかったのですが、
考えてみれば今しか撮れないんですね。
当然咲く季節もありますし、きれいに咲いているのなんて
本当に一瞬の間だけですからね。
もっと撮ってくればよかったかなぁと。

2010.06.11 Fri l mooの雑記 l COM(0) TB(0) l top ▲
久しぶりに書きました。らき☆すたの二次創作。
前回から10か月ぶりのかがみ様への恋文シリーズです。
夏コミに受かったけれど、新刊の予定がないので、
このシリーズをまとめて本にしようかなぁと思い、
続きを書きはじめました。

続きといいながら、
前回の海に行くとかいう話の続きはどうなったの?
と思われるかもしれません。
まぁ、それは夏コミまでになんとかします。

というか、このシリーズはどういう形で
終わらせるのが良いのかなぁ?と悩んでいます。

****************************************************

優一は廊下に張り出された試験の成績上位者の名前を探していた。
一年生であるはずの優一が、三年生の教室の並ぶ階の廊下で、
三年生の成績上位者のリストを見つめているのは、そこに愛しい人の名前を求めていたからだ。

その名前はすぐに見付かった。
リストの一番右橋、つまり一番のところに堂々とその名前が記されていた。

『柊かがみ』

「あれ?ゆう君、こんなところで何してるの?」

後ろから声をかけたのは、他ならぬ憧れのかがみ先輩。
出会ったのは決して偶然ではなく、
優一がリストの正面を陣どったまま衝撃でずっと動けなかったからだ。

「かがみ先輩、おめでとうございます!」

「おめでとうって、何のこと?」

言いながらかがみはリストに目をやり、自分の名前を見つけると優一の言葉の意味が理解できた。

「別にそんな大げさなことじゃないわよ、これくらい。
別に学校で一番になったからって志望校に合格できるわけじゃないんだから」

「でも、すごいです!」

そう言って、尊敬の眼差しで見つめられると嫌でもかがみの顔は赤くなる。

「そう言うゆう君はどうだったのよ?」

「僕は……ダメです。かがみ先輩みたいに頭よくないですから……」

ついさっきまで尊敬の眼差しできらきらと輝いていた優一の目から、
とたんに光が失われる。

「頭の良し悪しなんて関係ないわよ。毎日こつこつと勉強すればいいだけじゃない」

とかがみはこともなげに言う。

「でも……今更頑張ったってかがみ先輩みたいにはなれないですから……」

「何言ってるのよ?」

かがみは優一の言った言葉の意味が理解できないでいた。
『今更』とは、一体何に間に合わないというのだろうか。
けれどかがみは気に止めず深く考えなかった。

「勉強分からないんだったら教えてあげるわよ」

「でもかがみ先輩は受験で急がしいんじゃないんですか?……僕なんかが邪魔しちゃ悪いから……」

優一はいつになく弱気になっていた。

それはつい昨日の出来事が関係していた。
進路調査票。優一は、真剣に考えていなかった。
具体的な希望はなかったけれど、どうせ大学にいくならばかがみ先輩と同じところが良いと思った。
それを進路希望として提出したら担任は笑っていた。

「まぁ大きな目標を立てるのは良いと思うけれど、
第二志望以下にもっと現実的なところを考えておいた方がいいぞ」

と飽きれた様に言っていた。

「そんなに難しいんですか?」

そう聞いたら、担任は壁に張ってあった偏差値表を指さして教えた。
目標は、見上げる程高いところにあった。

「まぁ今からじゃあ死ぬ気で頑張っても現役合格は厳しいだろうな」

まるでかがみ先輩は雲の上の人だと言われたような気がした。

そんなことがあって、優一は今まで全く気にしていなかったかがみの学力が気になった。
そして三年生フロアの廊下に上位者の名前を見にきて、現実を目の当たりにしたのだった。

「いいから、放課後自習室で待ってなさい!」

かがみにそう命令されて、優一が拒否できるはずはなかった。


もともと利用者の少ない自習室は、放課後になると貸切り状態になる。
そこにあるのは優一とかがみの二人の姿だけ。
ここにもう少しかがみのできの悪い友人が誘われるはずだったのだが、
皆どういうわけか都合がつかなかったようだ。

放課後の静かな学校に二人きり、という初めての状況に優一は戸惑っていた。
二人で出かけたりすることは今までにあったけれど、
こうして二人きりになったことはなかった。

「そ、そそれで僕はどうしたら良いんですか……?」

「何緊張してるのよ。とりあえず座りなさい」

言われるままかがみの隣の席の椅子を引いた。

「じゃあまずはテスト見せて」

「でも……」

と優一は躊躇う。優一の正解率はかがみの不正解率に等しい。
そんな数字しかかかれていない答案用紙なのだ。

「ほら、恥しがってないで早く見せなさい。それとも、私にも見せられないの?」

かがみにだからこそ、見せたくないのだった。

案の定、答案用紙を眺めたかがみはしばらく言葉を失った。

「……ごめんなさい」

沈黙に耐えられなくなったのは優一の方だった。

「別に謝るようなことじゃないわよ。……それにしても酷いわね」

「ごめんなさい!」

「だから謝らなくていいって。とりあえず間違えたところからやり直すわよ」

そうは言っても、優一に理解させるには中学の勉強の復習にまで戻らないとならないほどであった。
そんな驚きがついかがみの口から飛び出してしまった。

「そんなのも分からないの?ゆう君それでよくこの学校に受かったわね」

悪意なんて微塵もなくて、ただ驚いただけにすぎない。

「ごめんなさい!」

優一は謝りながらこみ上げてくる涙を堪えていた。
優一にはまだ、愛しい先輩に罵られる悦びを理解できない。

結局あまりに復習する範囲が多くて、一教科しかテストのやりなおしができなかった。
優一が鞄に荷物を片付けているときに、かがみは思い出したように尋ねた。

「そう言えば、ゆう君って志望校とかもう決めたの?」

「まだ進路のこととかよくわからなくて……でもかがみ先輩と一緒のところに行きたいです!」

「バッ……何言ってるのよ!」

一瞬にして赤くなったかがみの顔は、あまり時間をおかずにもとに戻った。

「でも、進路なんてそんなことで決めるものじゃないわよ。
私と一緒のところなんて目指さなくていいから、
もっと将来のことをよく考えた方がいいわよ」

言われて優一はよく考えた。
かがみの言葉の意味をよく考えた。

ひょっとしてかがみ先輩は、大学まで僕と一緒にいるのが嫌なんだろうか?
大学生になってまでも僕みたいな馬鹿とはつき合いたくないってことなのだろうか?
そりゃそうだ。頭の良い大学に行けば、全国から頭のいい人がいっぱい集まってくるんだから。
将来……、やっぱり僕みたいな馬鹿が結婚相手になれるはずはないってことか。
頭が良くて便りになる大人の男が良いに違いない。
そう言えば、高学歴の女性ほど自分よりも学歴の低い相手を恋愛対象と見なさない、
なんて聞いたことがあるなぁ……。

つまり、僕はかがみ先輩には相応しくなってこと……
それが優一がよく考えて導き出した答えだった。

それからさらに一晩よく考えた結果、こうなった。

「かがみ先輩。僕と……僕と、別れてください!」

優一が突然別れ話を切り出した場所は放課後の学校の屋上。

かがみは突然のことでさっぱりと状況が理解できないでいた。
まるで、ご機嫌な気分で歩いていたら突然背後から後頭部を殴られたかのような驚きと衝撃だった。

「そ、そんな冗談面白くないわよ」

そうだ、きっとこれはこなた辺りが裏で糸を引いているつまらない冗談に違いないと思った。
いや、そう思いたかった。

「ごめんなさい!」

そう言って頭を下げたあと、
目を合わせることもなく逃げるように走りさっていった優一の顔が涙で濡れていたような気がしたが、
かがみにはそんなことを気に止める余裕はなかった。

なぜ優一が泣いているのか。そもそも泣きたいのは自分の方だとかがみは思っていた。

『待って!』
そう言うつもりだった口が開きっぱなしになっていることにかがみは気づかなかった。

なんの前触れもなく突然突きつけられた別れ話。
夢ではないかと疑いたくなってしまうほど唐突なできごと。
かがみにはさっぱりとわけがわからなかった。
けれど、さっきから何度も頭の中で反芻している優一の言葉の意味は理解できてしまった。
優一の心がかがみから離れていってしまうということだ。

屋上に一人取り残されてからしばらく硬直したままだったかがみは、
崩れるように床に座り込んだ。
その衝撃で堰を切ったように顔から出るもの全部を垂れ流しながら、
感情をぶちまけた。
幸いにして、その声をかき消すように雨が地面を激しく叩いていた。

制服が濡れるだとか、風邪をひくだとか、そんなことは気にならなかった。
どうせなら槍でも降ればいいのにと、自棄になっていた。

優一は可愛いだけの年下の頼りにならない男の子だとばかり思っていたのに、
しかたがないからつき合ってあげてるんだとばかり思っていたのに、
気がつけばかがみを泣かせるまでになっていたらしい。

もう顔も体も制服も濡れていないところなんてないくらい雨を浴びて、
体を支える気力も流れ出てしまったかがみは、
屋上のコンクリートの上に身を横たえてぼんやりと雨を降らせている灰色の空を見つめていた。

いつまで経っても戻ってこないかがみを心配したつかさが、
学校の屋上でボロ雑巾のようになって転がっているところを見つけて家に連れ帰った。

つかさは何があったのか聞こうとしても、かがみは多くを語らなかった。
ただ、「ゆう君に捨てられた」と言っただけだった。

『捨てられた』なんて、気位の高いかがみが絶対に口にしないであろう言葉。
つかさは大好きな姉をここまでぼろぼろにした優一に怒りを覚えた。

翌日かがみは学校を休んだ。
風邪はひかなかったけれど、学校に行く気力はなかった。
それに泥まみれになった制服をクリーニングに出す時間も必要だった。

朝、つかさは珍しく憤慨していた。
こなたはその様子を見て驚き戸惑っていた。
まるで富士山の大噴火を目の当たりにしているかのような驚きだった。

放課後になるとつかさは教室を飛び出していった。
一年の優一のクラスにずかずかと乗り込んで行くと、
無言で腕をつかみ強制的に連行した。

教室でおろおろしながら待っていたこなたのところへ、優一を連れたつかさが戻ってきた。
静かで邪魔の入らない所を求めて学校中をつれ回したけれど、
結局はみんなが帰った教室に戻ってきてしまった。

そこにいるだけで周囲の女子の視線を集めてしまう優一と一緒ではしかたのないことだった。
いつの間にか学校中の知るところとなっている優一の彼女の存在。
その妹が優一の手をとって歩いていてはますます好奇の視線が集まるというものだ。

つかさは誰もいなくなった教室で、自分の席に座った。
こなたはその後ろに。
優一は、上級生の席に座るということに大きな抵抗を感じていた。

「ゆう君も座ったら」

と言われて、優一は二人の足元に正座して座った。
優一は呼び出された理由に察しが着いているのか、神妙な様子だった。

これではどうみても下級生を呼び出していじめている図以外の何物でもない。

優一を椅子に座らせればよかったのだけれど、
つかさが慌てて椅子を取り払って床に座り込んだものだから、
こなたもそれに倣った。

「どうしてお姉ちゃんのこと嫌いになったりしたの?」

本当であれば昨日泥まみれになっていたかがみと同じように、
優一の身も心もずたぼろにしてやりたいくらいの怒りはあったはずなのに、
萎んでいる優一の顔を見ているとそんな感情は消えていった。

「かがみ先輩のことは大好きです!」

そう言った優一の眼差しは真剣そのものだった。
勢いがよかったのはそれだけで後は消えるような声でぼそぼそと語りはじめた。

「でも、僕じゃかがみ先輩とつりあわないんです……。
かがみ先輩はきれいだし、優しいし、頭も良いし、
決断力もあるし、自分の意見をしっかりと言う頼もしい人です。
でも僕なんか全然そんなことないし、頭も悪いし、うじうじしてるし、
先輩に怒られてばっかりだし……
僕なんて先輩に相応しくないんです」

「相応しくない、か」

それは双子の姉妹として比べられる事の多かったつかさにもわからない話ではなかった。

「でも、そんなことないんじゃないかな」

とつぶやくようにつかさは言った。
かがみがそんなによくできた完璧な人間でないことをつかさは知っている。

「そんなことあります!
僕は先輩に何もしてあげられないし……
僕なんかと一緒にいたら先輩がダメになってしまいます!」

優一は、否定的な意見に関しては自信をもって口にする。

「じゃあ優一くんは自分の良い所はどこだと思う?」

「良い所、ですか?」

「そう、これならお姉ちゃんにも負けないっていう所とか」

「そんなのありません!」

自信をもってそう断言した。

「そんなことはないんじゃないかな。お姉ちゃんが好きになってしまうくらいなんだから、
優一くんの良いところがあるはずだよ。
例えば、お姉ちゃんよりも料理が上手だとか。
素直で可愛いとか。いつも前向きで明るいとか。勇気があるとか」

「料理なんて誰でもやればできることじゃないですか!
素直とか前向きとかそんなの全然すごいことじゃないです!
それに勇気なんて僕にはありません!」

とつかさの言葉を力いっぱい否定する。

「そうかな。お姉ちゃんに好きだって告白できたのはすごい勇気だと思うよ。
私にはできそうにないもん。
それに、どれもお姉ちゃんにはないものだと思うよ。
だからお姉ちゃんは優一くんを好きになったんじゃないのかな。
優一くんは優一くんなんだから、お姉ちゃんと張り合わなくても良いと思うよ。
お互いに得意なことを頑張って成長しつづければいいんだと思う。
そうやって尊敬しあえる関係が大切なんじゃないかな」

「そ、そんなのつかさのキャラじゃないよ!」

とこなたが叫ぶ。

「えへへ……、実はこの間読んだ本に書いてあったんだ」

なんだ、そういうことかとこなたは安心する。
つかさまでもが自分をおいて大人の階段を駆け登っているんじゃないかと
少しばかり肝を冷やした。

「それで、つかさは今何を頑張って成長しつづけているの?」

と意地悪く問う。

「そ、それは……」

案の定つかさは答えられない。
本にそう書いてあったからといって、容易く実践できるものでもない。
それでこそつかさだとこなたは安心した。

これで優一は納得したのかと思いきや、全くそんなことはなかった。
どんな御託を並べてみたところで、優一の不満は一つだった。

「それじゃあどうしてかがみ先輩は僕のことを一度も好きだって言ってくれないんですか!」

そんなことをこの場の二人に言っても仕方のないことだと優一は思っていた。
でも思わず言ってしまった。

「ゆう君、だから言ったでしょ?ツンデレを理解しないとかがみとはつき合えないんだって」

「……何ですか?つんでれって……」

「かがみはね、素直じゃないんだよ。
好きだって思っていてもなかなか言わないんだよ。
ゆう君みたいに素直じゃないからね」

「でも……言ってくれなきゃかがみ先輩の気持ちがわからないです」

「確かめる方法ならあるよ」

とこなたは口元をいやらしくゆがめる。

「どうするんですか?」

その問に答えずに、こなたはつかさの隣に座る。
そしてつかさの目をまっすぐに見つめ、つかさの両肩を捕まえて名前を呼ぶ。
「つかさ……」

つかさの方はと言うと、いつもと異なるこなたの真剣な様子に戸惑う。
見つめられ続けるのに耐えられなくなって、きょろきょろと目が泳ぐ。

「どうしたの?こなちゃっ……」

教室の床の上に仰向けにされたつかさ。
その上にこなたが覆いかぶさりつかさの自由を奪う。

「つかさ、私のこと好きだよね?」

一瞬躊躇ったものの、つかさは一度だけ小さく首を縦に動かした。

「じゃあ、私に抱かれて」

そうしてこなたはつかさを抱きすくめる。
呆気にとられ顔を耳まで赤く染めながらも優一は目を逸せずに一部始終を見つめていた。

「こんな感じだよ」

とこなたはつかさを抱いたまま優一に目をやって言う。

「そそ、そんなの無理です!絶対に無理です!」

「無理じゃないよ。かがみはゆう君の言うことならなんでも聞くと思うよ。
なんだったらつかさで練習してみる?きっとかがみも同じ反応をするよ」

そう言って今まで抱いていたつかさの背中を押して優一のまえに突き出す。

「だだいじょうぶです、一人でできます!」

そう言い残して優一は逃げるように走りさった。


翌日、かがみはのこのこと学校に現れた。
放課後、優一にまた屋上に呼び出されてのこのこ現れた。
現れずにはいられなかった。
この間の話は何かの間違いだったのかもしれない、なんて思っていたのかもしれない。

「かがみ先輩、この間は勝手なことを言ってすみませんでした」

優一は腰を折って大きく頭を下げた。

「べっ、別にあんなの気にしてないわよ」

かがみはいつものように強がってみせる。

「僕が間違っていました。やっぱり僕はかがみ先輩が大好きです。
もう一度やり直してください」

優一は頭を下げたまま言った。
でもかがみは何も答えなかった。
答えられなかった。
どうしてか嬉しいはずなのに涙が勝手に溢れてきた。
優一は下を向いたままだから気づかれない。
でも声を出したら泣いているのがバレてしまうかもしれない。
それじゃあ優一のことが大好きで大好きでしかたがなくて泣いてしまっているようで、
格好わるい。
だからかがみは何も言わずに、涙が止まるのを待った。

かがみが手で涙を拭っていると、無言の不安に耐え切れなくなった優一が不意に顔を上げた。
かがみは思わず背を向けた。
まだ涙は止まりそうにない。

「あの……かがみ先輩?」

「うるさい!バカ!……少し待ってなさいよ」

かがみはどう返事をしようか悩んでいた。
答えは悩むまでもなかった。でも大切なのはどう振る舞うかだ。

『どうしてもって言うなら、もう一度つき合ってあげてもいいわよ』
なんて言うつもりだったのに、涙をみられてしまった後では不自然だ。
素直に言えればいいのになと思っても、それができないのがかがみ。

もう涙は乾いてしまった。
でもまだ返事の言葉が見付からない。
斯くなる上は胸の内に秘めた思いをみっともなくぶちまけてやろうかとも思った。

覚悟を決めて優一と向かい合うと、
かがみの言葉よりも先に優一が動いた。

離れて立っていた二人の距離を縮めた。
優一はかがみの目をまっすぐに見つめ、かがみの両肩を捕まえて名前を呼ぶ。
「かがみ先輩……」

「何よ……?」

かがみは逃げることなくまっすぐに優一の瞳を見つめ返してくる。

そこで優一は何かがおかしいことに気づいた。
次はどうすればいいんだったかな?
とこなたに教わった手順を思い出そうとする。
でもかがみに見つめられたまま冷静に考えられるなんてこと、優一にできるわけがない。
こんなに近くでかがみと見つめあうなんて未だ嘗てないこと。
心臓がばくばくとうるさい程に暴れ回って何も考えられない。
こんなことならつかさに練習させてもらえばよかったと後悔した。

そうだ、次はかがみ先輩に寝てもらうんだ、と手順を思い出したところで、
向き合って立っている状態からどうやってそれを成し遂げればいいのかわからなかった。

「えっと……かがみ先輩、座りませんか?」

そう言えば昨日は二人は床に座った状態から事を始めたはずだと、今更ながら気づく。

「いいわよ」

いぶかしく思いながらもかがみは屋上のコンクリートの上に腰をおろした。
すかさず優一はかがみの肩を掴んで、体を押す。

ごちんという鈍い音をたてて、かがみは後頭部を強かにぶつけた。
かがみは後頭部を両手で抑えながら転がって悶絶する。

「すみません、かがみ先輩!」

そう言っておろおろするしかない優一。

「どういうつもりよ!」

思わず睨みつけてしまったかがみ。
ひるみあがった優一の姿を見て、しまったと後悔する。

「……私にどうしてほしいのよ?」

「えっと……その、仰向けになってもらいたくて……」

もうぐだぐだだなとかがみは思った。
一体何を企んでいるのだろうか。大方こなた辺りにでも変な入れ知恵を去れたんだろうと思った。
ひょっとして押し倒そうとでもしていたのか?
この後体を求めてくるつもりでもいるのだろうか?
なんて思ったけれど、もうぐだぐだすぎる。

「あの……ごめんなさい。やっぱりいいです。どうしてもってわけじゃないし……」

かがみの憐れむような目に耐えられなくなって、前言を撤回しようとする。

「これで良いの?」

それでもかがみは言われるままコンクリートの上に仰向けになった。
晴れた空に輝く太陽がまぶしくて、思わず目を閉じる。

どうしよう……。
優一はそう思ったけれど、もう引き返せない。
こうなったら最後までやりとげるだけと、勇気をふりしぼる。

けれど、屋上で自分の前に横たわり目を閉じているかがみを見ているだけで気が変になりそうだ。

そのかがみの体の上を跨ぐなんて恐れ多いこと。
でもやらなければ先に進めない。
かがみのスカートの上辺りに、優一は膝立ちになってかがみを見下ろす。
でもかがみは目を閉じたまま優一を待っている。

優一の言うことならなんでも聞くはずだと昨日言っていたこなたの言葉を思い出した。
確かにかがみは一言も嫌だとは言わず、今優一の下にいる。
それが信じられなかった。でもこれが現実らしい。

優一は覚悟を決めて腰を折る。
上半身を腕で支える格好になると、かがみの顔がすぐ目の前にある。
かがみの息吹が聞こえそうな程すぐ近くに。

今まで目を閉じていたかがみは、突然まぶしい太陽の光が和らいだことを不思議に思ったのか、
不意に目を開けた。

かがみは優一が自分の体の上に四つ這いになっていることに気づいて驚き、そして動揺した。
まさか優一に限ってそんなことはないだろう、なんて思い軽々しく横になったものの、
まさかの展開になりつつある。

「かがみ先輩……」

「何よ……」

そう答えたかがみの息が顔にかかり、それだけで優一の心泊数はさらにあがる。

かがみの圧倒されそうな程強い視線が今は優一から逸されている。
だから優一も少しばかり気が楽だった。

「僕のこと……好きですか?」

かがみは躊躇いがちに小さく、けれども確かに首を縦に動かした。

「じゃあ、…………僕に抱かれてください」

かがみは何も答えずに目を閉じた。
ずるい。そう言われたら嫌とは言えない。
適当な理由をつけて先送りできないこともないけれど……。
初体験が学校の屋上?そんな状況に躊躇わないはずがない。
かがみは少し返事に悩んで、覚悟を決めた。

「好きにすればいいでしょ……」

優一は躊躇いながらそっとかがみの背中に手を回そうとする。

優一に触れられて、思わず体を硬直させるかがみ。
もはや動揺を隠そうとする余裕もない。

でも優一だってそんな事に気づける余裕なんてありはしない。

柔かいかがみの体に触れる程、かがみとの距離が少しずつ縮まる程、
かがみの体と触れ合う面積が増える程、
何も考えられなくなっていく。

優一はこれがはたして現実なのかと相変わらず疑っている。
憧れていたかがみを今抱きしめている。
布団を相手に抱きしめる予行演習という名の妄想は幾度となく繰り返してきた。
でもこれは夢じゃない。布団は決して優一の背に手を回し、
強くはないけれど決して弱くもない微妙な力加減で抱き返すようなことはしない。

頬と頬を触れ合わせると、えもいわれぬ柔さと体温が伝わってくる。
かがみの髪から立ち昇る香りが肺に吸い込まれる。
かがみの吐息が耳にかかる。

少し呼吸が早いのかな?ひょっとしてかがみ先輩もドキドキしているのかな?
僕なんかに抱かれてドキドキしているのかな?
いつも自身に満ちあふれて堂々としているかがみ先輩でも、
こんなことで緊張することがあるんだ。
そう思うと無性に嬉しくなる。

少しのすき間もないほどに体を触れ合わせていたい。
温もりと軟らかさと息吹を感じているだけで幸せになれた。

早鐘の様に高鳴っていた二人の心臓は次第に落ち着きを取り戻すと、
かがみは様子がおかしいことに気づいた。

優一が動かない。
抱きしめたまま身動き一つしない。
ひょっとして興奮の限界を超えた心臓が活動を停止したんじゃないかと一瞬思ってしまう程だったけれど、
静かな吐息は聞こえるからその心配はないらしい。
まさか寝てしまったのか?

「どうしたの?ゆう君」

「何がですか?」

優一は顔を離し、かがみの目を見つめていぶかしげに聞き返す。

「何がって、だって……」

『だって、ゆう君が何もしないから』と言おうとして止めた。
それじゃあまるで何かしてくれるのを催促をしているみたいじゃないかと思ったから。

「あ、あの……僕何か変なことしちゃいましたか?」

突然優一の顔は不安色に染まる。

かがみは優一が何も変なことをしようとしないことを疑問に思っていたのだけれど、
それはどうやら自分が勝手にはしたない想像を膨らませていただけなんだと気づいた。
そう思ったら恥ずかしくなった。

優一の言葉に他意はなかった。
文字どおり、かがみを抱いた。
それだけだった。

「馬鹿!なんでもないわよ!」

「かがみ先輩、大好きです」

そう言えば、そんな言葉を耳許でささやかれるのなんて、
生まれて初めてだった。
2010.06.09 Wed l らき☆すた l COM(0) TB(0) l top ▲
写真撮りたいなぁと思って、
彦根城に行ってきました。
本当は雲の写真が撮りたかったんですけどね。
青い空に浮かぶ白い雲。
でも、赤外線写真だから黒い空に浮かぶ白い雲ですが。
ただ雲を写すだけじゃつまらないから、
背景に何かいれてみようかなと。
じゃあお城の天守閣を背景に雲を撮ってみようかなぁ、
と思って近くの彦根城に行ってみたのですが…
生憎の曇天で…。
雲は好きでも曇は好きじゃありません。
晴れた空にぽつりと浮いている雲が形作る模様が好きなんです。
おまけに天守閣見ようと思ったら600円取られるし…
今日は時間ないし、また晴れた日に出直してこようと思って、
今日は無料で楽しめるところをうろうろしていました。

とりあえず、平日なのに駐車場が満車でびっくりしました。
なんで?と思ったら、年配の人でいっぱいでした。

お堀。
お堀がこんなに大きいなんて知りませんでした。
でも、空が晴れていればよかったのですが…。



ここって公道なんですね。
通ったときは、このままお城の近くまで車で行けるのかと思いました。
外敵の侵入を防ぐために、敢えて直角に曲がるような
作りになっている、のでしょうか。
ちょっと走りにくい道でした。



ひこにゃんがいました。



お堀の回りの道路を走っていた三輪自転車。
その後ろに描かれているのは石田三成のようです。
しかし、異様にイケメン過ぎませんか?
一体どんな層を狙っているのでしょうか?



馬屋は只で見れたので見てきました。
まぁ、これだけでしたけどね。



やっぱり大きな堀ですね。



帰りに豊郷小学校に寄り道しました。
さすがに平日に痛車はいませんでしたね。
まぁ、帰りに8号線を走っていたら一台すれ違いましたが…
きっと小学校へ向かって走っていたのでしょう。



今日の部室のブログに、
ホワイトボードにこんな記事のコピーが張られていると
書かれていたのですが、
肝心の記事の内容が読めなかったので、
わざわざこれが読みたくて小学校に行ってきました。
どうせなら読めるように写真撮ってくれたらなぁとか
思ったのですが…。



窓際に写真を撮れといわんばかりに痛トラックがあったので、
撮ってみました。



こっちにも週刊文春のコピーがありました。



これは露出を間違えて撮った写真です。
でもこれはこれでいいかなぁと個人的には気に入っています。



今日は暑かったらしいので車の窓を開けて走っていました。
まぁ私は暑くてもあまり窓は開けないのですが、
隣の人が全開にしていたので。
で、気づいたんですよね。
ブレーキの音がうるさい!
私の車のブレーキはキーキー鳴きます。
でも異常じゃありません、仕様です。
ほんと、思っていたよりもうるさかったです。
今まで窓を締め切って走っていたから
あまり気にならなかったんですね。
窓を全開にして走って初めて気づきました。
これはうるさい。こんなにうるさいとは思いませんでした。
そりゃあ前の車が逃げていくわけですね。
トラックの運ちゃんがきょろきょろするわけですね、
あれ?俺のトラックがうるさいのか?みたいな感じで。
まぁ今日は隣に軽くない人が乗っていたから
いつもよりもブレーキを踏んでいる時間が長くて、
余計にそう感じたのかもしれませんが。
でも別にどうにかしようという気もないのですが。
私はうるさいところも気に入っています。
2010.06.08 Tue l mooの雑記 l COM(0) TB(0) l top ▲
予定通りサークル参加しました。

まずは、お買い上げくださった方、ありがとうございました。

今回もあまり売れず、
一名の方に二冊買っていただいただけという結果でした。

まぁ、ただあらすじを書いておいたら
目を止めて下さる方もいたので、
あらすじを書いて見えるように張っておくのは、
効果的なんじゃないかと思います。
なので、次回からは他の小説本に関しても
あらすじを書いて張ってみようかなと思います。
手に取ってもらっても、戻されては意味がないのですが…
とりあえず目に止めてもらうという第一段階が
達成できるということで…。
次は面白い本をかけるように精進しないとですね…。

あと、赤外線カメラの改造本を見てもらえるようにと、
撮影した赤外線写真を張っておいたのは、
効果があったようでよかったです。
ただ、それでも戻されてしまうということは、
求めている本ではなかったから…ということなのでしょうか。
ひょっとして、写真集なら買ってもらえたのでしょうか?
と、いうことで次はそういうのを用意できたらなぁ
と計画中です。

次回のコミックトレジャーでリベンジできればなぁ…
とは思うのですが、
まぁきっと今回と同じような結果になってしまうでしょう…。
それでも懲りずに続けますとも。
2010.06.06 Sun l mooの雑記 l COM(0) TB(0) l top ▲
2010/6/6(日)にインテックス大阪で開催される
Comic Communication14にサークル参加します。
スペースはF12bです。
サークル名は「いつも反省中」です。


今回の申込ジャンルは「創作」です。
持ち込む本は、

です。
それかららき☆すたの四コマペーパーも配布します。

新刊はありません。
2010.06.06 Sun l 同人誌、執筆中 l COM(0) TB(0) l top ▲
今年の富士総合火力演習は8/29に行われるようです。
6/7から応募の受付をしているようです。
それじゃあ申し込まないとなぁと思うわけですが…
あれ?8/29ってなんか予定があったような…
と思ったら、コミックライブin名古屋の開催日でした…。
既に申込もしたしお金も振り込んじゃったし
もうキャンセルできないし…。
まぁ総火演が当たるかどうかも分からないのですが…
もしも当たったらどうしよう?って感じです。
もちろん総火演の方に行くんですけどね。

でももうコミックライブの方も申し込んじゃったしなぁ…
欠席するのもしのびないです。
誰か代わりに行ってくれればなぁ…。
Lexusさんも総火演は行きたいって言ってたし…。

もう一人くらい関西で活動してくれるメンバーがいればいいのですが…。
このさい募集してみようかなぁと思ってみたり…。
どうしようかなぁ?

総火演はこんなイベントです。
2010.06.03 Thu l mooの雑記 l COM(0) TB(0) l top ▲
7/18と8/29にポートメッセなごやで
開催されるコミックライブに申し込みました。
オンライン申込ができずに不便だったので、
後回しにしていたのですが、
今日ようやく申込手続きが完了しました。
書類不備とかがなければ参加できます。

まぁ、コミックライブには一般参加すらしたことがないので、
どんな感じなのかは分かりませんが。

普段は滅多に行かない場所の郵便局へ
自転車で向かっていたら、
小さなコピー屋さんを見つけました。
試しに申込用紙をコピーする際に
利用してみました。
ここって製本コピーもできるんですか?
って聞いてみたら、
24Pしかできないけど、一部20円だって
驚きの低価格を提示されました。
まぁ24Pぴったりに納めないといけないという
不便さはありますが…
信じられない安さです。
まぁどんな仕上りになるのかとか、
疑問点はいろいろありますが、
機会があれば試してみようと思います。
2010.06.01 Tue l mooの雑記 l COM(0) TB(0) l top ▲
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。